瑞浪市化石博物館
研究報告

瑞浪市化石博物館研究報告第43号

東海化石研究会が愛知県の下部中新統師崎層群から採集した十脚類化石の再検討

柄沢宏明・水野吉昭・蜂矢喜一郎・安藤佑介

出版年月日: 2017/3/17   ページ数: 47–69

【論文概要】

今から30年ほど前、愛知県南知多町の造成工事現場に分布していた師崎層群(約1800万年前)から東海化石研究会の会員が十脚類化石を採集しました。近年、これらの標本を再鑑定した結果、新属新種を含むことがわかりました。新属新種として記載される のはシンカイコシオリエビの仲間の一種です。頭部にこれまで知られている種類と大きな違いがあったためMizunotengus makiguchimai(ミズノテングス・マキグチイマイ、和名:ミズノテングエビ)と名付けられました。他にもタラバガニの仲間の新種も識別され、Paralithodes bishuensis(パラ リソデス・ビシュウエンシス、和名:アイチイバラガニ)と名付けられました。