瑞浪市化石博物館
研究報告

瑞浪市化石博物館研究報告第43号

イングランド南東部における上部白亜系由来のチョーク石につけられた現世の穿孔痕(Gastrochaenolites ornatus Kelly and Bromley)

Stephen K. Donovan・Fiona E. Fearnhead

出版年月日: 2017/3/17   ページ数: 27–29

英国イングランド、北部ケントのマーゲイトで採集された白亜紀後期にできたチョーク石の転石に生物の穿孔の跡が見られました。U字型の管と複数に枝分かれする管が見られ、多毛類と二枚貝類によって明けられたものと推定されます。特に複数に枝分かれする穿孔痕は Gastrochaenolites ornatus(ガストロカエノリ テス・オルナータス)と呼ばれ、生物がより深く潜り込もうとした証拠だと見られます。