瑞浪市化石博物館
研究報告

瑞浪市化石博物館研究報告第45

Callianassa (s.l.) sakakuraorum Karasawa, 2000(十脚目:アナエビ下目)に対する新属の創設

柄沢宏明・小原正顕

出版年月日: 2019/3/15   ページ数: 3342

【論文概要】

2000年に新種として発表されたCallianassa (s.l.) sakakuraorumですが、その後、追加標本が得られ、さらに模式標本を再検討した結果、新属であることが明らかになりました。また、本種の所属はスナモグリ科と考えられていましたが、ミッチェルエビ科に所属することも明らかになりました。本研究により、新属Amatukamius(アマツカミエビ属)が誕生し、本種の学名はAmatukamius sakakuraorum(アマツカミエビ)になりました。