瑞浪市化石博物館研究報告第45号
四国の鳥巣層群(上部ジュラ系–下部白亜系)産Planoprosopon属(十脚目:短尾下目)の2新種
- BMFM45-005Karasawa&Hirota, 2019(PDF 1.92MB)
Karasawa & Hirota (2019) print-version
出版年月日: 2019/3/15 ページ数: 27–32
【論文概要】 高知県佐川町に分布する鳥巣層群(約1億4千万年前)からPlanoprosopon属(ヒラナガカイカムリ属)の2新種が発見されました。それぞれに、Planoprosopon ogawaense(オガワヒラナガカイカムリ)とPlanoprosopon sarumaru(サルマルヒラナガカイカムリ)の新種名が付けられました。ヒラナガカイカムリの仲間は、これまでにヨーロッパからは発見されていますが、環太平洋域では2例のみであり、今回の発見は貴重な記録となります。