瑞浪市化石博物館
研究報告

瑞浪市化石博物館研究報告第49

伊豆半島の中部中新統から産出したウラウズガイ属(腹足綱:サザエ科)の一新種

冨田 進・井上恵介・加瀬友喜

出版年月日: 2022/8/5   ページ数: 5965

【論文概要】

伊豆半島の湯ヶ島層群(約14901350万年前)から化石の産出が極めて稀なウラウズガイ属の小型巻貝が採集され、新種Astralium ena(エナウラウズガイ)として記載しました。これまで日本におけるウラウズガイの化石種は、1種しか知られておらず、この新種は2例目の記録となります。