瑞浪市化石博物館
研究報告

瑞浪市化石博物館研究報告第49

瑞浪層群明世層産Kotorapecten egregius (Itoigawa, 1955)(ミズナミホタテ)に開けられた八腕目による穿孔捕食痕の発見

安藤佑介

出版年月日: 2022/5/13   ページ数: 5158

【論文概要】

瑞浪層群明世層より採取されたミズナミホタテ15個体の殻の表面には、1ミリほどのひし形の孔が穿孔されていました。その形状や傷の状態を調べたところ、タコによって穿孔された捕食痕であることが判明しました。