瑞浪市化石博物館研究報告第47号
瑞浪市化石博物館に収蔵されている新生代の有柄フジツボ類(フジツボ下綱:完胸上目)
- BMFM47-002Karasawa(PDF 2.12MB)
Karasawa (2020a) print-version
出版年月日: 2020/4/30 ページ数: 21–40
【論文概要】 瑞浪市化石博物館に数多く収蔵されている日本各地から採集された有柄フジツボ類(エボシガイの仲間)を研究した結果、新発見が相次ぎました。中でも、広島県庄原市の備北層群(1700~1600 万年前)から採集された標本と岩手県二戸市の四ツ役層(1700~1600 万年前)から採集された標本は新種であることが判明しました。これら2 種には、それぞれArcoscalpellum s.l. isaonishikawai とArcoscalpellum s.l. joei の新種名がつけられました。